神経障害のうち、両手両足の末端の神経より障害が進行する糖尿病性末梢神経障害は、まったく自覚症状を伴わない場合も多く、治療をしないまま放置しておくことによって、足の潰瘍や壊疽など重篤な事態にもつながるため、早期のチェックが重要です。
HDN-1000は、末梢の感覚神経の一つである腓腹(ひふく)神経に電気刺激を与え、神経に興奮が伝わる速度(神経伝導速度)と大きさ(活動電位振幅)を測定し、DPNの程度を簡便に検査する日本初の神経伝導検査装置です。
測定は、本体をくるぶしの付近に当てて、操作ボタンを押して行います。測定時間は約10〜15秒。ディスポーザブルのバイオセンサが神経伝導速度と振幅を測定し、本体に測定値が表示されます。